センターについて
日本の極域科学におけるデータ活動の中核を担うと共に、データに基づく新しい極域科学を創生し、地球環境研究に貢献します。
日本の極域科学におけるデータ活動の中核を担うと共に、データに基づく新しい極域科学を創生し、地球環境研究に貢献します。
極域環境データサイエンスセンターは、情報・システム研究機構(ROIS)の中のデータサイエンス共同利用基盤施設(DS施設)に所属するセンターとして、平成29年度(2017年度)に新たに発足しました。
ROISは、4つの国立研究所(国立極地研究所、国立情報学研究所、統計数理研究所、国立遺伝学研究所)から構成される大学共同利用機関法人で、平成16年度(2004年度)に設置されました。
DS施設は、平成28年度(2016年度)にROIS内に新たに設置された組織で、ROISが第三期目の6か年計画期間に入るにあたり、法人としての機能をさらに強化し、大学等への支援事業をさらに積極的に推進する目的で設置したフラッグシップ・プラットフォームです。
DS施設は、オープンサイエンスやデータ中心科学などの時代の要請に応えつつ、大学等の外部コミュニティに対して、データ共有支援、データ解析支援、データサイエンスに関わる人材育成支援を行うことを目的としています。
当センターは、DS施設内で、特に極域科学データを基にした支援を行うために設置されたセンターで、平成27年度(2015年度)から設置に向けた検討が始まり、平成28年度には、国立極地研究所(極地研)内に「準備室」が設置され、年次計画や実施体制などについての具体的な検討が行われた後に、平成29年度に正式に発足しました。極地研の観測・研究活動と密接に関係したセンターで、極地研を中心とする極域科学研究コミュニティと連携しながら、極域科学データの公開と共同利用を、より幅広い範囲を対象に、より一層強化・促進することを目指しています
当センターの設置目的は、国立極地研究所(極地研)を中心とする極域科学研究コミュニティが、南極域、北極域での観測・研究活動により取得した、多分野かつ多種多様な科学データの公開と共同利用を促進し、大学等外部コミュニティとの連携をさらに強化し、より多くの研究成果の創出と、極域科学研究の価値のさらなる向上に、データ活動面からの支援を行うことにあります。また、国際的には、日本の極域観測・研究のナショナルデータセンターとしての役割を果たすことも求められています。このように、日本の極域科学におけるデータ活動の中核を担うと共に、データに基づく新しい極域科学を創生し、地球環境研究に貢献することを目的としています。
極域環境データサイエンスセンター メンバー(令和7年度(2025年度))
宙空圏データ
国際連携、地圏データ
学術データベース
生物圏(海洋生態学)データ
IUGONET、宙空圏データ
統合データベース
地圏(固体地球物理学)データ
統合データベース開発,宇宙線データ
国立極地研究所
生物圏研究グループ
国立極地研究所
気水圏研究グループ
国立極地研究所
宙空圏研究グループ
国立極地研究所
宙空圏研究グループ
国立極地研究所
宙空圏研究グループ
国立極地研究所
宙空圏研究グループ
国立極地研究所
地圏研究グループ
国立極地研究所
地圏研究グループ
極域環境データサイエンスセンターについてのお問合せは下記までお願いします。
pedsc_office(at)nipr.ac.jp
042-512-9046(平日 11:00-16:00)
〒190-0014 東京都立川市緑町10-3 データサイエンス棟1階
*国立極地研究所、統計数理研究所と同じ敷地内にあります。
下記ホームページをご参照ください
Kadokura, A, M. Kanao, H. Yabuki, Y. Tanaka, and K. Nishimura,
Activities of the Polar Environment Data Science Center of ROIS-DS, Japan,
Data Science Journal, 21: 12, pp. 1–8. 2022. DOI:https://doi.org/10.5334/dsj-2022-012