共同研究
極域科学データを利用したデータ活動、データサイエンスに関する共同研究を推進しています。
極域科学データを利用したデータ活動、データサイエンスに関する共同研究を推進しています。
本研究の目的は、南極昭和基地での宇宙線観測データをデータベース化し,解析および公開を容易に行うための環境を構築することにあります。データ転送と一次処理の自動化アルゴリズムの開発と実装,データベースサーバの構築を行うことにより、データフォーマットが解析に容易なものになり,直接科学解析に利用できるデータが整備されることが期待されます。
本研究の目的は、南極昭和基地周辺に構築済および構築中のインフラサウンド(超低周波音)の多地点アレイ観測データに基づき、大気-氷雪-海洋が複雑に絡み合う極域環境をモニタリングすること及びその環境変化を捉えることにあります。インフラサウンド長期観測データをアーカイブし、周波数解析等の1次解析データを準リアルタイムで実施・保管しつつ、過去数年のデータのアーカイブ完成を目指します。これらのアーカイブデータを基に、地震観測や大気観測など既存データセットとの比較研究を長期的視点で進め、地球温暖化等の長期的気候変動の兆候を長周期音波データによって捉えるような研究成果が期待されます。
極域科学データに関する様々な国際コミュニティとの連携を進めています。
(1) 国際戦略アドバイザー招へい
(2) 国際シンポジウム開催
(3) 南極データマネジメント委員会(SCADM)への参画